理想の恋愛関係
優斗君と連絡しないまま、更に一週間が経ってしまった。


さすがにいろいろと心配になってしまう。


このまま存在すら忘れられてしまったらとか、優斗君に他に好きな子が出来てしまったらとか。


「緑、ちょっと早いけどランチに行かない?」


いつの間にか昼になっていたらしく、鈴香に言われた。


鈴香は午後から外出するようで、身支度をして私の前に立っていた。


「ちょっと待って」


珍しく食欲は無かったけれど、財布を取り出し用意する。


「私、新しく出来た店に行きたいんだけど。
少し遠いけどいい?」

「いいけど」


準備を整え、鈴香と一緒に事務所を出た。


通りを歩きながらも、頭の中は優斗君の事ばかり考えていた。


そろそろ連絡してみようか。


さり気無く様子を窺う程度なら、きっと問題無いだろうし。
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