本当の気持ち
―美都紀side―
「最近、また愛乃先輩遊んでるらしいよー」
後輩のそんな声が聞こえた
最近愛乃とは話せてなくて 愛乃のことが心配で
しょうがなかった
でも、私と同じって分かってたから話しかけられなかった
自分は最低だ。 そんなことわかってる
でも、確実に愛乃には勝てないから
可愛さもスタイルも全部愛乃の方が上だから。愛乃が私のことを
優先してるうちに岩橋くんと付き合おうと思ってた
でも、心の奥には愛乃の存在が私をとどめていた
「バカだよ、ウチ。」
「美都紀ー? 部活いこー」
私には友情と愛情を選ぶことはできなかった
「うん。。」
バスケ部。 昔からバスケが好きでずっとやってきた
小学校も中学校も今も。。
その度に愛乃がマネージャーをしてくれていた
でも、もう無理だろう
「おーい、美都紀!」
「葵。。と沙綾?」
「久しぶりー」
「うん」
「あれから愛乃は?」