高校生ー揺れる関係ー
そのあと、私も握手して、一樹と一緒に3人でイルカと写真を撮った。

「イルカさん可愛かったねー。」

「そうだな。」

「てか、一樹、疲れて寝ちゃったねー。
寝顔も可愛い。」

「起きたら、暴れん坊将軍だけどな。」

「栄一だけのね。
てか、栄一…そろそろ探してあげよ?
一樹の親を。」

「そうだな…。
なんか名残惜しいな…。」

「仕方ないよ。
最初からこれが目的だったんだもん。」

「うん…
なら、歩夢、お前はあっちを探してこい。
一樹の写真撮っただろ?

それを見せながら、見つけてこい。
俺は迷子センターに寄って、一樹の親が探してないか見てくる。」

「わかった。
分かり次第連絡してよ。」
「了解!!
じゃな。」

と、私達は別れた。
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