高校生ー揺れる関係ー
【ドンっ】
と、誰かの荷物が私の足もとに当たった。
(イタッ‼‼)
後ろを振り返ると、そこには重たい荷物を抱えたおばあちゃんが居た。
【トントン】
私は、おばあちゃん肩を軽く叩いた。
「おばあちゃん?
その荷物持とうか?」
「え?
けど、悪いよ。」
「大丈夫だよ。
別に急いでるわけじゃないし。
しかも、おばあちゃんがそんな重い荷物持ってる方が心配だよ。」
「あらーじゃあ、お願いしちゃおうかな。」
「任せて!
おばあちゃん、駅着いたら、そこからどうするの?」
「孫が改札の前に迎いに来てくれるよ。」
「なら、改札までで大丈夫?」
「大丈夫やよ。
ありがとーね、お姉ちゃん。」
「いえいえ。
というわけで、次の駅で行ったん降りるわ、俊。」
と、後ろに居た中学の友達で名前は俊(しゅん)に言った。
「俺も持つよ?」
「いやぁー、いいや。
お前はおとなしく家に帰りなさい。」
「男扱いしないよなぁーお前は。
てか、連れはいいのかよ?」
「あぁー別にいいよ。
どーせ、あの女子との話に夢中で私なんか眼中にないから。
ほっとけー。」
「お前なぁー・・・はぁー。
ともかく、ドジはするなよ。」
「へいへい。
じゃあ、後で連絡してね。」
と、言って電車を降りた。
と、誰かの荷物が私の足もとに当たった。
(イタッ‼‼)
後ろを振り返ると、そこには重たい荷物を抱えたおばあちゃんが居た。
【トントン】
私は、おばあちゃん肩を軽く叩いた。
「おばあちゃん?
その荷物持とうか?」
「え?
けど、悪いよ。」
「大丈夫だよ。
別に急いでるわけじゃないし。
しかも、おばあちゃんがそんな重い荷物持ってる方が心配だよ。」
「あらーじゃあ、お願いしちゃおうかな。」
「任せて!
おばあちゃん、駅着いたら、そこからどうするの?」
「孫が改札の前に迎いに来てくれるよ。」
「なら、改札までで大丈夫?」
「大丈夫やよ。
ありがとーね、お姉ちゃん。」
「いえいえ。
というわけで、次の駅で行ったん降りるわ、俊。」
と、後ろに居た中学の友達で名前は俊(しゅん)に言った。
「俺も持つよ?」
「いやぁー、いいや。
お前はおとなしく家に帰りなさい。」
「男扱いしないよなぁーお前は。
てか、連れはいいのかよ?」
「あぁー別にいいよ。
どーせ、あの女子との話に夢中で私なんか眼中にないから。
ほっとけー。」
「お前なぁー・・・はぁー。
ともかく、ドジはするなよ。」
「へいへい。
じゃあ、後で連絡してね。」
と、言って電車を降りた。