年下男子警報!!








「別に好きでやってた訳じゃない」








そんな朝霧にどうでもいいようにため息をついて、立つ。






まだ、若菜を僕の腕の中に入れていたかった、と言うのが本音だけど。







「ふ〜ん」






「ひっ日向っ!!そんな怒んないで!!翼くんは私を助けてくれたんだし!!」






「そこが気に入らないんだよね」








ま、そーでしょーよ。







若菜は気づいていない。



だけど、朝霧は絶対気づいてる。







そりゃ、他の男、しかも、若菜のことが好きな男に若菜を抱き止められるのなんか絶対嫌でしょ?







「???」






若菜は首をかしげて朝霧を見つめている。






本当、この女は鈍感だ。

















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