密の味~しなやかにつけこんで~
「そっちの壁に手、ついて」
執拗な愛撫を存分に受けた後。
沖田からそう要求された。
指定された場所は、私の部屋に面した壁だった。
言われた通り。
壁に手を置き、お尻を突き出す格好になる。
すると沖田は、あられもない私の秘所に口づけ、舐め上げ、啜り尽くし――。
「……ひっ……ぁあ……っん…」
痺れるような快楽が全身に行き渡る。
「ビショビショだよ?」
言われなくても。
内股を伝う程、溢れているのがよくわかった。