俺様編集者に翻弄されています!
 無事にパーティ会場の受付を済ませると、悠里はホールに入る前にレストルームへ行き鏡に映る自分の姿を眺めた。


 恋色カラーと言われて思わず買ってしまった薄いピンクのワンピースに、数ヶ月ぶりに行った美容院で長い髪を切り揃えた髪は、いつもよりはいくらか綺麗に見える。もちろん、今日は眼鏡ではなくコンタクトだ。


化粧もだいぶ練習したおかげでコツをつかみ、自分に合ったメイクができるようになった。



(氷室さん、来てるかな……)



 悠里は意を決するように、もう一度リップを塗り直してホールへ向かった―――。
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