【完】ヒミツの恋を君と。
弾みで眼鏡が、床に転がる。
「あぁっ!?眼鏡がっ!」
コンクリートの床に落ちれば、眼鏡はきっと傷だらけ。
叫んで、それを拾い上げようとしたあたしの体を、晴がもっと強く抱きしめた。
「晴?」
「あれはもういらねぇよ」
「え…」
「心配すんな。周りがどんな反応しても、俺はお前しかいらないから。それだけじゃ駄目か?」
駄目なはずがない。
そんな幸せすぎる言葉に、クラクラと眩暈を感じそうになる。
晴はずるいな…。
そんな風に言われてこんな風に抱きしめられたら、もうそれ以上何も言えなくなるじゃない。
落ち着きを取り戻せば、晴の匂いに包まれてる今の状況を感じて。
胸が落ち着かなくなるのに、満たされる不思議な感覚を覚えた。
「それに、眼鏡なんか掛けてたら、キスの邪魔になるだろ?」
「えっ!?キス?」
「うん、キス。眼鏡があったらキスしにくかっただろ?」
「え?」
「あぁっ!?眼鏡がっ!」
コンクリートの床に落ちれば、眼鏡はきっと傷だらけ。
叫んで、それを拾い上げようとしたあたしの体を、晴がもっと強く抱きしめた。
「晴?」
「あれはもういらねぇよ」
「え…」
「心配すんな。周りがどんな反応しても、俺はお前しかいらないから。それだけじゃ駄目か?」
駄目なはずがない。
そんな幸せすぎる言葉に、クラクラと眩暈を感じそうになる。
晴はずるいな…。
そんな風に言われてこんな風に抱きしめられたら、もうそれ以上何も言えなくなるじゃない。
落ち着きを取り戻せば、晴の匂いに包まれてる今の状況を感じて。
胸が落ち着かなくなるのに、満たされる不思議な感覚を覚えた。
「それに、眼鏡なんか掛けてたら、キスの邪魔になるだろ?」
「えっ!?キス?」
「うん、キス。眼鏡があったらキスしにくかっただろ?」
「え?」