《爆劇落》✪『バランス✪彼のシャツが私の家に置かれた日』
「上がって真澄さんの膝枕でごろごろしたい。いい?」
部屋に上がることも許していないのに、話が急展開過ぎる。
なんだろ? この人。
なんで、こんなに馴れ馴れしくてずうずうしいんだろ。
それでいて全く拒めないのは、私が隙のあり過ぎる女だから?
「膝枕なんか絶対にしないから」
「じゃあ、なんならする? 俺達ってそういう関係なんだよな? 確か……」
三浦が抱きしめたまま私の横顔をつけるみたいに顔を寄せてくる。
そう言う関係とかって確かに万里にいったけど。
それは悔しかったし、腹立ち紛れにイケメン三浦を利用して少しばかり見栄をはっただけだし。