僕らの恋は…


コツコツ、コツッ、コツッ、コツコツ、


黒板に名前が書かれてく。


篠川……羽に舞う…?
何て読むだろう。


書きおえた彼女が前をむいた。


「篠川 羽舞(しのかわ うい)てす。よろしくお願いします。」


そういうと、彼女はペコリとあたまを下げた。


その仕草が、とても似合っていた。


ういちゃんかぁ〜、カワイイ名前だな。




< 14 / 136 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop