隣に座っていいですか?
そっと傍に寄り
並んで小さく背中を丸める。
「片付けてた?」
「うん」
少し伸びてきた髪をかきあげ、優しい顔で私にキス。
「お風呂上り?寒いから風邪ひくよ」
「大丈夫」
抱き寄せられたから
あったかいよ。
「いつからやってたの?」
「一昨日あたりから」
「知らなかった」
「郁美さんが寝てからやってた」
夜行性の彼。
「段ボール片付けて、窓を磨いた」
「紀之さんエラい」
って褒めてから
何となく
嫌な予感がヒシヒシと背中に流れる。
窓……。
横を向くと
小さな窓が磨かれている。
ニコニコ笑顔の夫を突き飛ばし
恐る恐る
窓を凝視するけれど
外の明かりが見えるだけ
お手紙はない。
テープでペタリしてない。
「近所の灯りが綺麗ですね」
夫の声も遠く聞こえる。
「紀之さん」
「はい」
私の肩を抱こうとしていた手を戻し、怯えた顔をする。
「ここに、桜ちゃんが書いた手紙が貼ってなかった?」
確認するのが
なぜか怖い私。
だって
目の前の夫は
悩んでいるんだもん。
即答してよ!
並んで小さく背中を丸める。
「片付けてた?」
「うん」
少し伸びてきた髪をかきあげ、優しい顔で私にキス。
「お風呂上り?寒いから風邪ひくよ」
「大丈夫」
抱き寄せられたから
あったかいよ。
「いつからやってたの?」
「一昨日あたりから」
「知らなかった」
「郁美さんが寝てからやってた」
夜行性の彼。
「段ボール片付けて、窓を磨いた」
「紀之さんエラい」
って褒めてから
何となく
嫌な予感がヒシヒシと背中に流れる。
窓……。
横を向くと
小さな窓が磨かれている。
ニコニコ笑顔の夫を突き飛ばし
恐る恐る
窓を凝視するけれど
外の明かりが見えるだけ
お手紙はない。
テープでペタリしてない。
「近所の灯りが綺麗ですね」
夫の声も遠く聞こえる。
「紀之さん」
「はい」
私の肩を抱こうとしていた手を戻し、怯えた顔をする。
「ここに、桜ちゃんが書いた手紙が貼ってなかった?」
確認するのが
なぜか怖い私。
だって
目の前の夫は
悩んでいるんだもん。
即答してよ!