隣に座っていいですか?


夜まで長かった。

私の方が落ち着きを失くし、桜ちゃんに不思議に思われながら時間を過ごす。

すぐ見たかったけど、気持ちを落ち着かせ
桜ちゃんが寝てから
彼と三階の部屋に上がる。

窓を見てドキドキ。

手作りの折り紙で作った飾りの中に、お手紙がひとつテープでペタリ。

あぁ
これだよ
これが欲しかったのだよ。

彼と顔を見合わせ
お手紙をそっと剥がす。

広げるのが怖い

キャビアとかフォアグラとか書いてたらどうしよう。

ギュッと目を閉じてると、彼に笑われた。

覚悟決めよう。

どっちにしろ
あと三日。

「せーのーで……」

ふたりで声を合わせ

そっと
肩を寄り添い
広げた手紙に書いていた

プレゼントは

予定された物と

想定外の物が

並んで書いてあった。


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