隣に座っていいですか?
「今、何時です?」
時間を聞くと
うわっ
そんなに寝てた?ってぐらい田辺家にお世話になっていて、町内会のバスが戻って来そうな時間だったので、一瞬パニック。
ヤバい
早くこっそり帰らねば!
「帰ります。すいません」
夜這いに来た男気分。
立ち上がると
田辺さんも慌てて立ち上がり私の隣に近寄った。
その
形の良い唇が目から離れない。
キス?
キスしました?
なーんて
聞けるワケないし。
それに
そんな事ないし。
苦笑いを見せ
ふたりで階段を下り
ふと、和室に目を向ける。
ここだけ
とっても綺麗にしている。
亡くなった奥さんが笑顔を見せる、桜ちゃんと田辺さんにとって大切な場所。
ふらふらと足を入れ
仏壇の前に座り
手を合わせる。
桜ちゃんの熱を下げてくれてありがとう。
勝手に押しかけてすいません。
そんな気持ち。
熱は下がって
喜んで家を出たいのだけれど
仏壇に手を合わせ
この部屋を出る時は
敗北感
それしか出ず
しっかり落ちてしまう私。
時間を聞くと
うわっ
そんなに寝てた?ってぐらい田辺家にお世話になっていて、町内会のバスが戻って来そうな時間だったので、一瞬パニック。
ヤバい
早くこっそり帰らねば!
「帰ります。すいません」
夜這いに来た男気分。
立ち上がると
田辺さんも慌てて立ち上がり私の隣に近寄った。
その
形の良い唇が目から離れない。
キス?
キスしました?
なーんて
聞けるワケないし。
それに
そんな事ないし。
苦笑いを見せ
ふたりで階段を下り
ふと、和室に目を向ける。
ここだけ
とっても綺麗にしている。
亡くなった奥さんが笑顔を見せる、桜ちゃんと田辺さんにとって大切な場所。
ふらふらと足を入れ
仏壇の前に座り
手を合わせる。
桜ちゃんの熱を下げてくれてありがとう。
勝手に押しかけてすいません。
そんな気持ち。
熱は下がって
喜んで家を出たいのだけれど
仏壇に手を合わせ
この部屋を出る時は
敗北感
それしか出ず
しっかり落ちてしまう私。