隣に座っていいですか?
「だから今。郁美さんがいるので、また熟睡できる気がします」
どんな理屈だ。
私は吹き出して田辺さんの枕元へ行く。
「熟睡して下さい。桜ちゃんは我が家にいるし、何も心配する事はありません」
母親気分でそう言うと「そうですね」って目を閉じる。
長いまつ毛
すっと通った鼻筋
形のよい唇。
「おやすみなさい」
私はそう言って
そっと田辺さんの毛布を叩く。
田辺さんは返事もせず
もう眠りに集中。
3分もかかってないのに
寝息が聞こえます。
あらあら
困った大人だ。
端整な顔を見ながら頬が緩む。
3年前ったら
奥さんが病気になったくらいかな
まだ心が張りつめているのだろうか
ゆっくり
眠らせてあげたい。
毛布から出ている手をそっと触る。
大きな温かい手。
優しくて温かくて
不器用でへタレで
娘想いの田辺さん。
貴方のそばにいると
不思議にリラックスできて
その優しさに
包まれた気持ちになる。
好きになってはいけない人
こんな私は
奥さんには勝てない。
深入りしてはいけない人なのに。
どんな理屈だ。
私は吹き出して田辺さんの枕元へ行く。
「熟睡して下さい。桜ちゃんは我が家にいるし、何も心配する事はありません」
母親気分でそう言うと「そうですね」って目を閉じる。
長いまつ毛
すっと通った鼻筋
形のよい唇。
「おやすみなさい」
私はそう言って
そっと田辺さんの毛布を叩く。
田辺さんは返事もせず
もう眠りに集中。
3分もかかってないのに
寝息が聞こえます。
あらあら
困った大人だ。
端整な顔を見ながら頬が緩む。
3年前ったら
奥さんが病気になったくらいかな
まだ心が張りつめているのだろうか
ゆっくり
眠らせてあげたい。
毛布から出ている手をそっと触る。
大きな温かい手。
優しくて温かくて
不器用でへタレで
娘想いの田辺さん。
貴方のそばにいると
不思議にリラックスできて
その優しさに
包まれた気持ちになる。
好きになってはいけない人
こんな私は
奥さんには勝てない。
深入りしてはいけない人なのに。