気まぐれ王子とサル女
第2章
◆もう1人の好きな人
「...ふあー」
あくびをしながら目覚めた私。
なんか今日は
やけに目覚めがいいな♪
なんて思いながら、
目覚まし時計を見ると
時計は7:30を指していた。
「えーーー!!!!」
私は思わず叫んでしまった。
昨日はあまりにも眠くて
目覚ましをかけずに寝ちゃったんだった…
いつもより1時間寝坊したので
慌てて身支度を済ませ
家を出た。