【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
さすが私、なんて自画自賛しながら私を
見つめる萌。
鏡が無いからわからないけど、どうやら
髪の毛は頭の真ん中辺りでお団子にされ
たらしい。
……ていうかなんか、睫毛がバサバサし
て不思議な感じだ。
「これで香坂君も希美にノックアウトさ
れること間違いなしだね!」
親指をグ、と突き立てながらそう言った
萌。
……だから、ノックアウトなんてしたく
無いんだってば。
「ていうか、お祭りに行くまで、ずっと
この格好しなくちゃいけないの?」
「もちろん!」
……いや、そんな笑顔で言われても。
香坂との待ち合わせまでは結構時間があ
るから、その間この格好っていうのは窮
屈だ。
まあでも、せっかく萌が着せてくれたん
だし……我慢するか。
◆◆◆
「きゃーっ、希美、どうしたのよ!」