【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
ああもう。
萌が余計な事言うから、お母さんのキラ
キラ度が五割くらい増した。
「やだもう、ラブラブなのね~」
「……ラブラブとか、そんなんじゃない
から。ていうかもう行くから!」
なんだかこれ以上この空気に耐えられな
くて、私は萌の腕を掴んで、家から出た
。
その際、「朝帰りしても良いけど、連絡
してね」というお母さんの言葉は聞こえ
なかった事にしよう。
「じゃあデート、頑張ってね!バイバイ
!」
「デートじゃないけどね。じゃあね」
そう言って萌と別れてから、駅へと向か
う。
駅の近くまで行くと、すぐに香坂を見つ
けられた。金髪だから、すぐわかる。
「こ──」
「すいませーん」
香坂、と呼ぼうとしたら、それを遮るよ
うにいきなり目の前に二人組の男が現れ
た。