なんで俺じゃあかんねん
給水後、監督に呼ばれて誉められた。
素直にうれしかった。
認めてもらえるって、やっぱりいい。
そのまま、部活は終了。
着替えて、先輩たちに挨拶して
1年の奴らといつものように体育館をでる。
「あれ?ハル、今日は一緒に帰れるんか?」
このごろ、ずっと雅さんのところに行っていたせいかそんなことを聞かれた。
今日は月曜日やからな。
「うん。今日は、帰る。」
「そうか。」
校門をでようとした、そのとき。
「坂井くん!!」
「・・・清水さん。」
校門のところで、清水さんが俺に手をふっていた。
「あ、ごめん・・・。
一緒に、帰れへん、よね?」
他の1年たちを見て残念そうに眉をまげる。
まあ、あなたと一緒に帰るつもりありませんでしたからね;
「いやいやいや!!俺ら、さき帰るし。」
ええ!?
「そうそう!ごゆっくり。」
「おい!おまえら。・・・・あ。」
あいつら、俺のこと応援してくれるんちゃうんかよ。
足早にさっていった6人の背中を睨みつける。