[中] 0o 恋と果実 o0
「そう…だったんですか…。」
「拓也、わりぃ事したな…ホントにゴメン。でも、タケもきっと俺のために言ってくれたんだと思う。まぁ…オレとしては好都合だったけどな♪」
「…なんスか、それ(笑)」
「早く行ってやれよ、アイツの所。」
「…もう、いいんです。」
「は…?」
「俺、来夢の事もう好きじゃねぇから、こういう風に雅紀先輩と普通に話せて許せてるんだと思うし…。
来夢にヒドい事したから、もう会わす顔…ないスよ。」
拓也はそう言い笑うと
「ホントの事教えてくれてありがとうございました! じゃあ…」と行って帰ろうと後ろを向いた。