湖都子のポエム

ヒーローみたいに…

どうしよう…
怖いよー…
ピンチな状況

ヒーローみたいに現れたのは…
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
気分転換に、お出かけする愛里
1人でショッピングモールに行ってブラブラ
いつものみつあみはやめて
ちょっとかわいいかっこうして

「ねー、ヒマなら遊ばない?」
「ヒマじゃない」って言ってるのに
しつこく話しかけてくる

なんで私みたいなのに声かけてくるの
こんなに人がいるのに…
(愛里は自分の可愛らしさに気づかない)
はじめてのナンパ、怖いよー
泣きそうになってた

「お待たせー、遅くなってごめん…」
と、手を引っ張られ
「俺の彼女に何か用?」
と、にらみつけてる
スポーツマンて感じで、おっきい
「い…行こうぜ」
と、逃げていく二人

「大丈夫?」
と、優しく話しかけてくる
「ありがとー」
と、笑顔で見上げた…
なんか、ボッと赤くなってる
風邪かな?
(いやいや、愛里の笑顔にやられたの)
顔…もしかしたら…学校の先輩かも?
「あの…黒田先輩ですか?」
「あれ?知り合いだった?」
サッカー部で一番人気の先輩だ…
私のこと知らないみたい…
それなのに、助けてくれたんだ
「1年の愛里です、本当にありがとうございました」
「あ、前に拓と噂になってた?」
「はい…」



< 211 / 389 >

この作品をシェア

pagetop