年下の彼
!!!

びっくりして振り返る。


高安 陸?


そのまま、あたしは腕をつかまれたまま店の外に連れていかれた。


徹くんは、何が怒ったのか分からずに

ただ呆然としていた。



『ちょっと、離して!』

手を振り払う。


『ごめん。』


『何なの?』


『だって、さっきの告白断るつもりだったんだろ?』


『そうだけど……』


『だろ!?俺に感謝してほしいくらい』


『別に、頼んでないし。』


『可愛い顔して、そんなこと言うんだ……』

意地悪そうに笑っていた。
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