ナピュレの恋【完】
「いらっしゃいませ」


「こ…こんばんは。一人なんですけど…」


「どうぞー。端っこの席にしますぅ?」


これが裕也となつこの出会いだった。


「あたし、こういうとこ来るの初めてで…」


言われた通り端っこの席に座り、チラリと向こう側にいる裕也を見ると笑顔で


「どういうのが飲みたいですか?甘いのとか、強いのとか」


好みをを聞かれた。
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