ナピュレの恋【完】
「その前に。一つ、聞いてもいい?」
また珈琲を一口飲み聞いた。
「はい、一つでも二つでも!!なつこの居場所が分かるなら何でも答えます!!」
裕也の真剣ぶりに貴子は。
「じゃぁ、遠慮なく。元カノとは、どうなったの?」
「え?」
裕也は少し驚いたが、きっとなつこが話していたのだろう。
と、納得した。
「元カノ…沙英子とは、もう会いません。彼女が来ることもありません」
貴子を真っ直ぐ見つめ答えた。