ナピュレの恋【完】

「分かりました。あ、でも一つ貴子さんにお願いが…」


遠慮がちに言うと。


「あたしに頼みー?高いわよー?」


なんて笑ってくれて。


「あの…。なつこの……」


裕也は小さな声でゴニョゴニョと話した。


「ふーん。なるほどねぇ。ま、そういうことなら…」


そう言って裕也の頼みを聞き入れてくれた。


なつこ、必ず迎えに行くから。


そう心の中で呟き、貴子と別れた後、裕也はある場所へと急ぎ店は、しばらく休業すると紙を貼って自宅へと帰った。
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