ブラックⅠ-出会い-
レイジの服はやっぱりブカブカ、
「お前、服に着られてるみてぇだな」
クックと笑うレイジはどうやら本気で笑っているらしい。
服に着られてるって!
ていうか笑過ぎだし!!
ある程度楽しそうに笑ったあと、レイジはベットへと腰掛けると
「アオイ、おいで」
優しくて
甘い声。
いつもなら「来い」って言うくせに、
「おいで」なんて言われたらドキドキしちゃう。
私はそんなレイジの声に引き寄せられるようにして近付く。
引き寄せられた腰に力を任せれば、
レイジの脚と脚の間にスッポリと抱きかかえられた。