ブラックⅠ-出会い-
付き合ってからのレイジは、何だか少し変わった気がする。
今まで以上に優しくて、温かくて
そして甘い。
「あのね…私」
もしかしたらレイジは私の震える声に気が付いているかもしれない
私はレイジに回していた腕を離すと
バッと身体を起こして上着を脱いだ。
もちろん脱いだのはパーカーだけじゃない、中のTシャツもだ。
「おいお前、何してんの!?」
いきなり服を脱いで下着姿になった私をビックリした瞳で見つめる。
「レイジが大好きだから、だから知ってほしいの…」
「………」
「私、キタナくて…ごめんなさい…」
ゆっくりと後ろを向いた
震える自分の身体を抱き締めながら。
下着姿を恥ずかしくないと言ったら嘘になる、だけどそれよりもレイジの反応が怖くて仕方なかった。