君への一言を…
「何のよう?
アホ涼太くん?」
小バカにしたように、
嘲笑う様に言った私にさしも顔を歪めずバカは、
述べた。
「アホは、酷いだろ!?
アホはねぇぜ☆」
何星とかつけちゃってんの!?
気持ち悪っ!!
超鳥肌立つんですけど!?
「今キモいって思ったな!?」
「煩いですよ。
サトリ涼太くん。」
「なっ!?
俺サトリじゃねぇし!!
俺神だし!!」
自信満々にいうバカに、
私はこないだ?
ナイスとか思ったのだろうか…
自分の失態に泣けてくる…
「会長!!
ご機嫌麗しゅうですよ♪」
「会長じゃないでしょ?
来夢?」
「えぇ~
たまには良いじゃん?
会長様なんだから~」
まぁ~
本当のことなんだけど…
にしても…
「やっぱり、雪見大福は外せない!!」
「いきなりどうしたの桃李!?
頭打った!?」
あわてて聞いてくる来夢に、
被せるように涼太は言った。
「いやいや、
もともとこういうバカだったろ?」
「そんなこと分かってるもんね~」
私がムスッとすると、
この二人は慌てて弁解してくる。
「ごめんなさいって!!」
「すいません…
土下座しますんで、
その顔やめてください!!
これ以上敵増やして、
逆ハーとか作んないで下さい!!」
なんか涼太が、
最後の方変なこと言ってたけど気にしない。
きっと、
気にしたら負けだろうか…ら…
「まぁ袴姿が似合うから許す。」
「(どこまでも自由な発想…)」
こんなやり取りをしていて、
察する方もいるだろうが説明します。
私たち生徒会は、
それぞれ部活と生徒会、実行本部会を
学園の管理として入っていて、
私は弓道部。
それに吊られた?
来夢と涼太も弓道部。
鈴葉ちゃんは、テニス部。
優希は、バスケ部へ入っている。
まぁ全員その部活の主力である。