天使の声を…
「…本当にありがとう…一生の宝物になるな…これ」

「そんなに…嬉しいのか?」

「ええ…こうやってプレゼントをもらったことなかったから…」


「そっか…お前聖術教わって育ったんだっけ…そういや言ってたな…普通の女の子みたいに暮らしてみたいって」


「…そういえば…そんなこと言ってたわね……こうやって私の話をちゃんと聞いてくれるのも…アイレンだけよ」


「え?」


すると


「……うわ!ニコラやめろぉ!!」


「?!」


背後から声が聞こえ、振り向くとエーゼルが寝言を言っていた。


「う…ん…むにゃ…」


「なんだ…びっくりしたぁ…俺達の話…聞いてたのかと…」


「ここから少し離れてからまた話す?」


「ああ…そうする」

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