俺様と闘う私『一部・完』
けれど、そんな私を無視して麗華さんは私の左手を持ち上げて
「ほーー。あんたもやるじゃん」
「何が」
「だってー、これティ○ァニーでしょ?」
目には見えないけれど、おそらくニヤニヤした顔で麗華さんが志貴に向かってそう言った。
そしたら、こちらを向いてる志貴の表情が若干崩れた……気がする。
「どうだっていいだろ」
いや、明らかに狼狽えている。
さすが志貴の姉。
私は背後のお姉さんをちらりと見上げた。
うん、完全にニヤニヤしている。
そして
「ふーん、まぁいいけど。さ、理香ちゃん」
「は、はいぃっ」
突然話を振られ、声が裏返ってしまった。
思えば今日一日、麗華さんから無茶ぶりな話が多すぎて、まともな返事をしてない気がする。
「いってらっしゃい」
「は、はい」
満面の笑み……だけど何かを含んだ笑みで麗華さんは私たちを送り出す言葉を述べる。
そして不安なままの私の肩を、ポンと志貴の方へ押した。
振り返ったままだった志貴は
「行くぞ」
私を見てそれだけ言うと、再びスタスタと玄関へと歩を進めた。
私は戸惑いながらも、それを追いかけた。
「ほーー。あんたもやるじゃん」
「何が」
「だってー、これティ○ァニーでしょ?」
目には見えないけれど、おそらくニヤニヤした顔で麗華さんが志貴に向かってそう言った。
そしたら、こちらを向いてる志貴の表情が若干崩れた……気がする。
「どうだっていいだろ」
いや、明らかに狼狽えている。
さすが志貴の姉。
私は背後のお姉さんをちらりと見上げた。
うん、完全にニヤニヤしている。
そして
「ふーん、まぁいいけど。さ、理香ちゃん」
「は、はいぃっ」
突然話を振られ、声が裏返ってしまった。
思えば今日一日、麗華さんから無茶ぶりな話が多すぎて、まともな返事をしてない気がする。
「いってらっしゃい」
「は、はい」
満面の笑み……だけど何かを含んだ笑みで麗華さんは私たちを送り出す言葉を述べる。
そして不安なままの私の肩を、ポンと志貴の方へ押した。
振り返ったままだった志貴は
「行くぞ」
私を見てそれだけ言うと、再びスタスタと玄関へと歩を進めた。
私は戸惑いながらも、それを追いかけた。