僕の可愛いお姫様
二人きりで居たって、何をするわけでもない。
適当に喋りながら、ただゆっくりとした時間を共に過ごす。
私達は、それだけで十分だった。
実際、休みの日になれば「明日は何をしようか。」、「何処か出かけようか。」なんて話になっても、私はこうして二人でのんびり過ごす時間が好きだった。
ふいに私のスマホが着信を知らせた。
今は、泉の左肩に頭を預ける形になっていた。
少し躰を起こして、スマホを手に取る。
ロック画面をスライドさせてメールマークのアイコンを押した。
莉世からメールを受信した事を知らせていた。
私の行動を黙って見ていた泉に「莉世から。」と告げる。
別に知らせる義務はないけれど、なんとなく報告してしまうのは私の癖だ。
普段の私なら直ぐにメールを確認して、その場で返信するだろう。
だけど、このメールが長引いたら、今一緒にいる泉を少なからず放置する事になる。
今の私にとっての優先順位は、目の前にいる泉だった。
心の中で莉世に詫びて、そっとスマホをテーブルに戻す。
「メール、いいの?」
不思議そうに問う泉に「いいの。莉世には後でちゃんと説明するから。」と告げ、また彼に頭を預けた。
適当に喋りながら、ただゆっくりとした時間を共に過ごす。
私達は、それだけで十分だった。
実際、休みの日になれば「明日は何をしようか。」、「何処か出かけようか。」なんて話になっても、私はこうして二人でのんびり過ごす時間が好きだった。
ふいに私のスマホが着信を知らせた。
今は、泉の左肩に頭を預ける形になっていた。
少し躰を起こして、スマホを手に取る。
ロック画面をスライドさせてメールマークのアイコンを押した。
莉世からメールを受信した事を知らせていた。
私の行動を黙って見ていた泉に「莉世から。」と告げる。
別に知らせる義務はないけれど、なんとなく報告してしまうのは私の癖だ。
普段の私なら直ぐにメールを確認して、その場で返信するだろう。
だけど、このメールが長引いたら、今一緒にいる泉を少なからず放置する事になる。
今の私にとっての優先順位は、目の前にいる泉だった。
心の中で莉世に詫びて、そっとスマホをテーブルに戻す。
「メール、いいの?」
不思議そうに問う泉に「いいの。莉世には後でちゃんと説明するから。」と告げ、また彼に頭を預けた。