僕の可愛いお姫様
話を聞き終わり、泉は何故か「ごめん。」と謝った。
「何で泉が謝るの?」
「莉世からのメールがそんな内容だって思わなかったから、俺が昨日居なかったらもっと早く対処出来てたのに。」
泉のせいなんかじゃない。
あの時、メールに目を通す事を保留にしたのは私の意思だし、私が選択した事だ。
問題はそこじゃなくて、と思う。
「それは泉のせいでは絶対にないし、直ぐにメール見てたからって、状況を変えられたわけじゃないと思うの。
それよりも、知ってしまった今、どうすればいいのか…。」
泉も思案している様子だった。
だけど第三者が出来る事と言えば、話を聞いてあげる事以外に、何があるだろう。
そしてその答えを、私はとっくに解っていた。
解っていて、ソレを口にしてしまう事を恐れていた。
そうして泉に委ねていたのだ。
他人から言われれば、納得をせざるを得ない。
私はずるい人間だ。
「何で泉が謝るの?」
「莉世からのメールがそんな内容だって思わなかったから、俺が昨日居なかったらもっと早く対処出来てたのに。」
泉のせいなんかじゃない。
あの時、メールに目を通す事を保留にしたのは私の意思だし、私が選択した事だ。
問題はそこじゃなくて、と思う。
「それは泉のせいでは絶対にないし、直ぐにメール見てたからって、状況を変えられたわけじゃないと思うの。
それよりも、知ってしまった今、どうすればいいのか…。」
泉も思案している様子だった。
だけど第三者が出来る事と言えば、話を聞いてあげる事以外に、何があるだろう。
そしてその答えを、私はとっくに解っていた。
解っていて、ソレを口にしてしまう事を恐れていた。
そうして泉に委ねていたのだ。
他人から言われれば、納得をせざるを得ない。
私はずるい人間だ。