僕の可愛いお姫様
「ご注文はお決まりでしょうか?」
席に案内してくれたお姉さんが、そう声をかけに来てくれた。
さくらんぼの赤から、ゆるゆると視線を外しながら、「アップルティー…お願いします。」と告げる。
お姉さんの顔の上で、「赤」が点滅している。
「影法師」の様なものだ。
小学生の頃、国語の教科書に載っていた、アレ。
当時、友達と運動場に出て、教科書の内容の様に、ジッと自分の影を見つめて、空を見つめる。
すると空には自分の影が映って見える。
その現象が不思議で、愉快で、子供達の間では流行っていた。
それと同様の現象が今、起きている。
人間の躰、脳の作りは面白いなぁ…などと、どうでもいい事を考えていた。
席に案内してくれたお姉さんが、そう声をかけに来てくれた。
さくらんぼの赤から、ゆるゆると視線を外しながら、「アップルティー…お願いします。」と告げる。
お姉さんの顔の上で、「赤」が点滅している。
「影法師」の様なものだ。
小学生の頃、国語の教科書に載っていた、アレ。
当時、友達と運動場に出て、教科書の内容の様に、ジッと自分の影を見つめて、空を見つめる。
すると空には自分の影が映って見える。
その現象が不思議で、愉快で、子供達の間では流行っていた。
それと同様の現象が今、起きている。
人間の躰、脳の作りは面白いなぁ…などと、どうでもいい事を考えていた。