僕の可愛いお姫様
暫く続いた睨めっこ。
負けたのは、勿論、莉世だった。

観念した様にゆっくりストローから口を離し、ふぅ、と短く息を吐いた。

「ごめんなさい。」

叱られた幼い子供の様に、そう口にする莉世に、「それで?」と先を促す。

私が言いたい事は、理解している様だ。
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