僕の可愛いお姫様
肩の荷が下りた、という様に、わざと声に出して、莉世は息を吐き、笑った。
穏やかな表情だった。
「ある意味、『恋は盲目』だったわ、私。
周りが見えてなかった。
自分の事、瑞穂の事だけじゃなくて、梅雨李や泉にだってもっと目を向けてれば、そんなに難しい事じゃなかったのにね。
きっともっと楽に出来て、そしたらこんなに瑞穂を窮屈にする事もなかった。
でもね、もしも最初から決まってた結末なら、あぁ、やっぱりかって、笑って受け入れるわ。
瑞穂と駄目になったって事は、これから先、もっと素敵な王子様が現れる運命…って事かもしれないでしょ?」
ニッと笑った莉世は、私がよく知っている親友の顔だ。
つられて私も笑う。
こんな風に笑い合うのも久し振りな気がして、また涙腺が緩みそうだった。
穏やかな表情だった。
「ある意味、『恋は盲目』だったわ、私。
周りが見えてなかった。
自分の事、瑞穂の事だけじゃなくて、梅雨李や泉にだってもっと目を向けてれば、そんなに難しい事じゃなかったのにね。
きっともっと楽に出来て、そしたらこんなに瑞穂を窮屈にする事もなかった。
でもね、もしも最初から決まってた結末なら、あぁ、やっぱりかって、笑って受け入れるわ。
瑞穂と駄目になったって事は、これから先、もっと素敵な王子様が現れる運命…って事かもしれないでしょ?」
ニッと笑った莉世は、私がよく知っている親友の顔だ。
つられて私も笑う。
こんな風に笑い合うのも久し振りな気がして、また涙腺が緩みそうだった。