Suger and Spice

イケメン…

ぱっと加藤拓斗の顔が浮かんだ。

イケメンなのかもだけど、興味は無い。

ただただうざい。



「いなかった」
「えー…明日探してみてよー」
「必要ないから」
「彼氏できたら紹介してね」
「できるわけない」


要らない。

ほんとに要らない。


「星夏。」


腕を掴まれて、目をじっと見られた。

「何。」
「自分から、告白とかしちゃだめよ。
向こうからくるように仕向けるの」


強い目。
うん、派手だけど
色んな過去を経験したお母さんは強い。


「はいはい」

手を振りほどいて
部屋に入った。

美風からメールが着てた。




星夏ぁー(*´∇`*)
今日はおつかれさまー!!!
明日からお弁当だねっ♪



返信しなきゃ。



メールさんきゅ。
だね!忘れないようにしなきゃ。


送信…と。



「星夏お風呂入りなー」

下から声がした。
私は携帯を充電器に差して、

お風呂にはいった。


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