俺様彼氏とあたし様。
あたしの前に立ってニッコリ微笑んだ日向は猫かぶりだ。



「学祭まわろうか」

「今から?」

「うん。まだ昼だし。今日はお互い休みでしょ?」



注目されてるあたしは絶対顔が赤い…。



恥ずかしいから早く逃げたい!!



「じゃあ早く行こうかヒナ…」

「手繋ごう?」

「えぇぇ!?本気!?」

「うん?」



悪気がないような日向の笑顔。



瞬…殺っ…。



日向が差し出した手を握って体育館を出た。



後ろには琉伊と桜。



疾風はきっとこの人の山から抜け出せなかったんだろうな…。



そのまま連れていかれたのは立入禁止の教室。



「着替えるから入れ」



王子だった日向が元に戻りました…。



仕方なく中に入ると、教室じゃない教室に唖然…。



何の躊躇もなく着替え出す日向と琉伊。



それを桜と気まずく眺めた。



何か腕とかたくましくなってる…。



抱きしめられたぁぁぁい!!




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