俺様彼氏とあたし様。
それから蓮司に会いたいと言う寧音を連れてリビングに出た。



キッチンに立ってた蓮司は、手に凶器を持ってる。



「何してんの…」

「日向が忙しそうだから俺が作ってやろうかと思って」

「頼むからやめて…」



大量の米を取り出した蓮司は何をしようとしてるんだろう…。



それを止めて米を半分にした。



「洗剤って…」

「使うわけねぇだろバカ」

「お父様に向かってそんな口を聞いていいと思ってんのかエロガキ」



俺のエロさは蓮司譲りだと思う。



小さい頃から知識抱負だったし…。



「あっ、寧音と話しててよ。後は俺がするから」

「そうか。じゃあ任せたよマセガキ君」

「寧音に変な事言うなよ…」



蓮司の事だから卑猥な事とか吹き込みそうだし…。



若干心配しながらも蓮司の背中を見送った。



鮭とトマトと…もずく!?



何作る気だったんだろう…。




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