俺様彼氏とあたし様。
【寧音】



家のリビングより数段広いリビングのソファに座って水を飲んでたら、愛しの蓮様が来た。



やっぱりカッコイイ~!!



「日向と付き合ってんの?」

「はい…」



二人きりとかって緊張するんですけど!!



ヤバイ!!



日向といる時よりドキドキするかも!!



「日向とNeneがねぇ…。嫌いなんじゃなかったの?」

「あははっ…」



苦笑いしかできないよ…。



何話せばいいんだろう。



入試の時の面接並に口が重いよ…。



だってあの蓮がこんな近くに…。



「もうヤった?」

「はい!?何を!?」

「だから…」



何!?



何をヤったって!?



「蓮司!!ちょっと浮気!?しかも女子高生!?マジナイ!!バカ蓮司~…」

「ちげぇから。日向の彼女」

「日向の彼女に手出そうとしてんの!?信じらんないバカ親父!!」



小さくてすごくキレイなスーツ姿の人がリビングに入ってきた。



もしかしてママさん!?




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