俺様彼氏とあたし様。
それかれ蓮さんに宥められるママさん。



「お前はバカか。俺は亜香里以外に興味ねぇよ?」

「本当に?」

「マジ。これ以泣くなら、2ヶ月後の旅行に連れて行かねぇ」

「ヤダ!!」



何か、凄い…ラブオーラを感じる…。



この人が世界の蓮の奥さんか…。



日向のママ…。



あっ!!挨拶しなきゃ!!



「初めまして、日向君とお付き合いさせていただいてる、佐伯寧音といいます!!」

「あ、ごめん!!日向の彼女さんね!?カワイイ!!母の亜香里です」



ママさんは、感じのいい人だった。



小さくてお母さんっぽくない。



制服来たら高校生に間違えられちゃうんじゃないかと思うくらい若いし…。



「もうシたの?」

「何をですか?」



蓮もママさんもさっきから何!?



ヤったとか、シたとか…。



「亜香里!!余計なこと聞いてんじゃねぇよ。帰ってきたならメシ作れ」

「日向、あたし、今から会社戻るの。書類取りにきただけだから~」



やや不機嫌そうな日向は、腕まくりをして、フライ返しをもってた。



日向って料理するんだ…。



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