「同じ空の下で…」
「じゃぁ、一緒に入ろう?」
「…えっ?」
そう言ったと同時に、瞬は私を抱え上げそのままベッドから身軽に降りて、バスルームへと向かった。
抱えられながら必死に抵抗する。
「…ちょっ!?…何でそうゆう展開に…?!」
「~♪」
瞬は満面の笑みで、バスルーム着くと、鼻歌を止め、また私のおでこに軽くキスをして、ゆっくりと私を降ろした。
「…脱がせてあげる?」
「いいっ!自分で…しますっ!」
「じゃ、俺も自分で脱ぐ♪」
大体、ボクサーパンツ一丁にTシャツ姿なんだから、わざわざ脱がせる必要も無く、簡単に生まれたまんまの姿になれる筈の瞬。
私より先に服を脱ぐと、はしゃぐようにしてバスルームへ入り、シャワーを頭から浴び始めた。
肩幅が広く、逆三角形の瞬の後ろ姿を見届け、私もしぶしぶ服を脱ぎ、タオルで覆いながらバスルームへと足を踏み入れた。
…彼に流されて、朝っぱらから…こんな事になってる。
赤面しながら、私は黙々と自分の身体をボディソープで洗っていた。
「艶香も、終わったらおいで?」
と、瞬はバスタブに入り、お湯を貯めながら笑顔で言った。
「…2人で入ったら…きつくない?」
「敢えて狭いとこで密着するんだよ?」
「…っ!ど…ど変態っ!」
本能丸出しの言動の瞬をなぜか憎めないは、多分、私もどこかそうゆうのが好きなのかもしれない…と、新しい自分を垣間見た気がした…。
ちょっと…微妙な気持ちも…無きにしも非ず…。