ケータイ彼女に恋して
「決まってんじゃん!!ミズキのこと、好きなのかってこと!!」
強めな口調で、リエは即座に切り返した。
だけど、その表情は柔らかい笑顔。
「…好きか?何て…今はわかんないよ」
"今は"…何て言葉も、このリエという子からは、すぐにも揚げ足をとられそうだけど…
好きってほうが可笑しくないか?
「襲おうとしてたくせに」
眉を寄せ、少しトーンの低い声。
「いやいやいやいや!!襲ってないから!!襲おうとしてないから」
リエの言葉に慌てふためくように、かつ力強く否定した。
そりゃ…ちょっとヤバかったのは認め…
俺はブンブンと首を振った。
「だ、大体ミズキは俺の幼なじみだからな…だから…襲うなんて有り得ねーし!!」