甘過ぎる彼氏
「初めまして♪
大矢財閥の令嬢
大矢 藍那(オオヤ アイナ)って言いますわ♪
よろしくお願いしますわ。
あっ柚希♪
私との婚約は
どうなっているのです?」
と挨拶する俺の元婚約者が居た。
藍那との婚約は産まれたときに
決められていたが俺が
由依華が好きで由依華と結婚
出来ないなら俺は橘家を出ると
橘財閥、大矢財閥、新山財閥合同会議中
婚約の話が出た時に
俺は言い放ったのだ。
まぁ大人達は物凄く驚いていた。
いつも大人の言いなりの俺が
初めて歯向かったからな。
因みにその時由依華と藍那は居なかった。
昇はその時居て笑い堪えてたな。
それで藍那の両親と祖父母は
いくら藍那が俺のこと好きでも
俺が好きじゃなかったら
お互いに辛い思いするだけだと言い
俺の両親と話し合い婚約を解消してくれ、
しかも藍那の両親は
由依華と俺の婚約を
俺の両親と由依華、昇の両親に
進めてくれた。
普通ではあり得ないことをしてくれた
藍那の両親にはとても感謝している。