この恋は、絶対に秘密!
「やっぱり、お嬢様が心に決めたという殿方のお宅に……!?」

「ち、違ーう!!さすがに何度も泊めてもらったら迷惑でしょ!」

「……ということは、やはり昨日はその方の家にお泊りになったのですね?」

「はっ……!」



まんまと引っ掛かってしまった!

してやったりという顔の汐美さんに、私はため息を漏らして白状した。



「……そーよ、泊まったわよ。
でも本当に今度は別の手段を考えるわ。友達にも頼んでみるし、ダメならホテルに……」

「何故です?」

「──え??」



汐美さんの意外な返答に、私はティーカップを口に付ける寸前で動きを止める。



「何故、って……」

「お付き合いなさっているのでしょう?それなら何度泊まり込んでも問題ないのではありませんか?」


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