この恋は、絶対に秘密!
予想外の提案をし出した汐美さんを、私は慌てて制する。
「ちょ、ちょっと汐美さん!私まだ彼の家に行くとは……」
「何をおっしゃいます、お嬢様!よく考えてみてください。
ホテルに何泊もしたらお嬢様の貯金が無駄になってしまいますし、ご友人の家にお邪魔したところでご両親から旦那様に連絡されて連れ戻されるのがオチですわ」
「ゔ……!」
痛いところをグサリと突かれた。
確かに、私個人の預金通帳には社会人になってから自分で働いて稼いだ貯金しかないのだから無駄に使いたくはない。
それに、お嬢様友達の家は親同士の繋がりも強いからすぐにバレてしまいそうだ。
知恵美ちゃんに頼む……という考えも一瞬過ぎったけれど、“帰りな!”と一喝されて追い出される姿が目に浮かぶし。
となると、やっぱり頼れるのは岬さんぐらいなのだけれど……。
「ちょ、ちょっと汐美さん!私まだ彼の家に行くとは……」
「何をおっしゃいます、お嬢様!よく考えてみてください。
ホテルに何泊もしたらお嬢様の貯金が無駄になってしまいますし、ご友人の家にお邪魔したところでご両親から旦那様に連絡されて連れ戻されるのがオチですわ」
「ゔ……!」
痛いところをグサリと突かれた。
確かに、私個人の預金通帳には社会人になってから自分で働いて稼いだ貯金しかないのだから無駄に使いたくはない。
それに、お嬢様友達の家は親同士の繋がりも強いからすぐにバレてしまいそうだ。
知恵美ちゃんに頼む……という考えも一瞬過ぎったけれど、“帰りな!”と一喝されて追い出される姿が目に浮かぶし。
となると、やっぱり頼れるのは岬さんぐらいなのだけれど……。