この恋は、絶対に秘密!
監視って……ずっと私を見ていたってこと!?



「大変だったんですよ?仕事の後に毎日瀬奈さんの会社に行っては帰りを待って、見失わないように後をつけるのは……」



完璧にストーカーじゃない!!

嫌悪感と恐怖が急激に沸き上がり、身体が凍り付く。


無精髭を生やし、目の下にクマを作った顔からすっと不気味な笑みが消えた。



「許さない……僕以外の男の所へ行くなんて……」

「ふ、ふざけないで……!私はあなたのモノなんかじゃ──」

「うるさい!!」



突然声を張り上げたかと思うと、私の両肩がガッと掴まれた。

「きゃっ!」と小さく悲鳴を上げた私を、恐ろしい形相で睨みつける。



「あなたは僕と結婚するんだ……!他の男になんて渡さない!!」


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