この恋は、絶対に秘密!
「そうかなぁ……」

「僕は芸能人じゃなくてあくまでシェフだからね」



ヘラヘラと笑いながら言う未来くんだけど、自分で思ってるよりも人気も知名度もあると思うんだけどなぁ。



「それに、別に僕は瀬奈ちゃんといる所を撮られたって全然構わないし。むしろ、瀬奈ちゃんは僕のモノだって世間に知らせられるから大歓迎~♪」

「私は困る!っていうか、こんな冗談言ってる暇ないんでしょ!?」



未来くんは自分が手掛けるレストランのニ号店を来月オープンさせる予定らしい。

だから私なんかに構ってる暇はないはずなのに。



「だって、最近の瀬奈ちゃん元気ないからさ。ちょくちょく会いに来ないといつ見れるかわかんないじゃん」

「……何が?」

「僕の好きな、瀬奈ちゃんの笑顔がさ」


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