この恋は、絶対に秘密!

岬さんのアパートへ向かう車の中で、知りたかったことをお互いに打ち明けた。


未来くんから優海さんとのことは聞いていても、岬さんの口から語られると捉え方はまた違ってくる。


やっぱり彼はとても苦しんでいたんだ。

優海さんの代わりにはなれないし、なりたいわけでもないけれど、これからは私が彼を支えてあげたいと思った。


岬さんの中で優海さんが生き続けていても、私にはまた違った愛を与えてくれることを信じて。



そして岬さんは、私が未来くんに告白されたということをやっぱりお母さんから聞いていたらしい。

今日はそれを断るために来たのだと言うと、彼は安心したように微笑んだ。


私が自分を偽っていたのは、赤の他人のフリをして岬さんのプライベートを探りたかったからだと正直に言ったら、彼は呆れたように苦笑していたけれど。


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