その恋、取扱い注意!
「ちょっとちょうだい」
高野に見せびらかすつもりで、必要以上にミミに顔を寄せる。
まだ一口しか食べていないミミのアイスを、俺は大きな口を開けてかぶりついた。
食べながら歩いていると、ミミが突拍子もない事を聞いてきた。
「ね、彼女と会ってた?」
「は? 会ってねえよ」
「ほんと?」
「疑り深いな。その根拠は何だよ」
「根拠は……湊からせっけんの香りがしたから」
「ふ~ん。それで独り身の寂しいミミは乏しい頭で想像力したんだ?」
俺は立ち止まり顔を近づけた。
「だって、今の時間でせっけんの香りって言うのは……」
「もしかして、嫉妬してる? ミミちゃん」
「し、嫉妬なんてするわけないじゃないっ」
ミミは俺の視線を避け、溶けてきたアイスを舐めてからかじる。
「せっけんの香りのコロンだってあるだろ」
「そうだけど……」
「バカなこと言ってないで行くぞ」
先に食べ終えた俺はミミの肩に腕を回してきた。
高野が付いてきていることはわかっている。
高野に見せびらかすつもりで、必要以上にミミに顔を寄せる。
まだ一口しか食べていないミミのアイスを、俺は大きな口を開けてかぶりついた。
食べながら歩いていると、ミミが突拍子もない事を聞いてきた。
「ね、彼女と会ってた?」
「は? 会ってねえよ」
「ほんと?」
「疑り深いな。その根拠は何だよ」
「根拠は……湊からせっけんの香りがしたから」
「ふ~ん。それで独り身の寂しいミミは乏しい頭で想像力したんだ?」
俺は立ち止まり顔を近づけた。
「だって、今の時間でせっけんの香りって言うのは……」
「もしかして、嫉妬してる? ミミちゃん」
「し、嫉妬なんてするわけないじゃないっ」
ミミは俺の視線を避け、溶けてきたアイスを舐めてからかじる。
「せっけんの香りのコロンだってあるだろ」
「そうだけど……」
「バカなこと言ってないで行くぞ」
先に食べ終えた俺はミミの肩に腕を回してきた。
高野が付いてきていることはわかっている。