あふれるほどの愛を君に

吐息が切れ切れの声となって、彼女の唇からこぼれ落ちる。

それは、甘く切ない鳴き声。

普段話すよりも少し高く、悩ましい……僕の好きな声。

好きなんだ。
だからもっと鳴かせたくなるよ。


「ハル、明るいよ…」


打ち寄せる波のように体中に漲る熱が、僕をどんどん強引にさせて。


「このままがいい」

「でも、」


俺は彼女にとって子供(ガキ)じゃない ── つまらない意地も手伝って突き動かす。


「明るくなきゃシャワー浴びれないよ? それに、ちゃんと見たいから……ねぇ、サクラさんの全部を、見せて?」

「ハルッ ─」


好きだから欲しくなる。
奪いたくなる。
めちゃくちゃに愛したくなる。

好きだから ──っ

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