無題


血は、少しかわいていて色が少し濃くなっていました。

雑巾で1回こすっただけでは、おちませんでした。

1時間目の授業がはじまりました。
何事もなく、普通に授業が進みました。

お昼休みも掃除時間も、なにもおこりませんでした。

朝の時の有川の行動をみて、誰も近づこうとはしませんでした。



次の日、有川は学校にきませんでした。

それもそのはず。
有川はこの日、父親を殺したのだ!

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